ハードウェア編
クラウドが普通になりつつある時代に、あえて自前の小さなサーバーをインターネットへ向けてホスティング中。
構成は下記の通りだけど、負荷の掛かっていない状態で約10Wの低消費電力。
サーバーとしてCPU に負荷をかけても30W 程度にしかならない。
適当にOS(CentOS7)インストール&セットアップした後、ルーター(Yamaha RTX1200)と一緒に電源とネットワークを繋いで狭いクローゼットの上の棚に一緒に設置。
ルーターのRTX1200(ファン無し)はケースに触れると常にほんのりと暖かいのだけれど、Deskimini(CPUファンのみ) の方はケースが全く暖かくならない。
管理画面から確認すると両方とも40度台で推移しているよう。
今回CPU に3.7GHz のPentium G5400 (2コア4スレッド)を選択したんだが、インテルの14nm プロセスはリーク電流制御が上手く行われているよう。
発熱は少なく、処理性能は高い。
3.7GHz という高クロック周波数なので通常の消費電力を少し心配していたのだけど、グラフ化して見た所負荷が掛かっていない場合は800MHz にクロックを落としているようだ。
パワー・ゲーティングして不要なコアクロックを止める事まではしていないみたいだけど十分以上にエコ。:-)
今回ストレージには新し物の血が騒いでM.2 SSD Gen3x4を選択してしまったけど、巷の噂通り消費電力がそこそこあって常にCPU と同程度に発熱するよう。
M.2 SSD S-ATA の方が発熱は少なかったのだろうか…
今回メモリは将来の拡張性を考慮して16GBx1 にしたけど、パフォーマンス的には8GBx2 の方が良かったかも…
値段もそう違わなかったし。
サーバーのパーツリスト
BOM list | 購入時の価格 |
ASRock Intel H310搭載 Mini-STXフォームファクタ採用ベアボーンPC DeskMini 310/B/BB/JP | 17,542 |
Intel CPU Pentium G5400 3.7GHz 4Mキャッシュ 2コア/4スレッド LGA1151 BX80684G5400 | 6,872 |
PC4-21300(DDR4-2666) 16GB×1枚 1.2V対応 260pin SO-DIMM (Panram) D4N2666PS-16G | 8,227 |
AITC FZ300-256GB Gen3x4 2280 M.2 SSD PCIe NVMe1.3 | 4,880 |
合計 | 37,521 |
全てAmazon にて購入。簡単簡単w
今から考えれば、Deskmini H110 とCeleon G3900 の組み合わせなら、もう数千円お安く、かつホンのわずかより低消費電力サーバーが出来たかも。
Celeonは処理速度に少々心配が無い訳ではないのだけど。
(うーん、2.8GHz に2MBキャッシュ、2コア2スレッドかぁ…)