IoT は超簡単!

投稿者: | 2020/02/15

IoT を使って温湿度・気圧をブラウザで確認出来、トレンドとして記録するシステムを作ってみた。

詳細については —>>> IoT工作第一弾!!

IoT ハードウェア写真
トレンドグラフ・サンプル1
トレンドグラフ・サンプル2 (日、週、月、年次グラフ)

試行錯誤の結果、完成形は部品代として3千円未満にて一応の実装を達成。

簡単な理由

理由1 – 高度な集積化

制御ボード上には必須機能として、CPU、メモリ(プログラム用不揮発&RAM)、各種I/O、Wifi モジュール、(USBからの)電源回路等が予め集積されている。

データ転送にWifi を使用しているので、LANケーブル等の接続が必要無く、給電用のUSB ケーブル一本だけが外部接続線となる。

電源がUSB 給電となっているので、スマホ充電と同様に簡単に電源を得られる。
電源モジュールを追加すれば、コンセントへの接続さえ無くすこともでき完全にスタンドアローンでの運用もできる。

理由2 – 機能部品としてのモジュール化

センサやディスプレー等の外部接続部品はハードウェア的に高機能でありながら、使用するにあたってライブラリ化が機能的にされていて、細かい仕様等を知る必要なくハードウェア、ソフトウェア両面において簡単に使用する事が出来るようになっている。

80年代に8Bit マイクロ・コントローラー(8051 ファミリー)で、レジスタのビットを立てたりクリアしたりしてダイレクトにI/O をアッセンブラ記述でコントロールしていた経験があるが、現在の環境はそれとは雲泥の差!

理由3 – 簡単なインタフェース

ハードウェアのインタフェースでI2C などは高度に簡略化され、ほぼ最小の配線しか必要としない。
ソフトウェア面に置いても、ライブラリで用意された関数を呼び出すだけで似たハードウェアはほぼ同様の手順で使用可能となっているので、コードの切り貼りだけで大部分の実装が完了出来てしまう。

トレンドグラフ

既存のMunin (サーバー監視) WEB ページにて、気温、湿度、気圧の推移を確認できる。
Munin の機能で、各グラフをクリックすれば、日毎、週毎、月毎、年毎のグラフを参照できる。

今回実装キーワード

Arduino IDE アルディーノ統合開発完了
NodeMCU-32S 開発ボード
ESP32 ESP-32S ESP-WROOM-32 WiFi Bluetooth 
BME280 温湿度・気圧センサー
SSD1306 OLEDディスプレイ
ブレッドボード
ジャンパー線
Wifi
Web サーバー
Munin
USB 給電
IoT, Internet of Things

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