Samsung SSD 1TB 860QVO 2.5インチ内蔵型 の購入

投稿者: | 2019/11/14

2019年11月、Samsung 1TB SSD を約1万円で購入。
おまけに外付けケースが付いて来た。

HDDだと6TB が大体同じ値段なので、容量単価はHDD の約6倍。
かなり価格差が無くなってきた。

Samsung_QVO1TB
Samsung SSD 1TB 860QVO 2.5インチ内蔵型

このSamsung のQVO というのは、使っているNAND フラッシュメモリ素子がセル当たりQLC(4bits) で管理しているという意味。
TLC(3bits) のNAND を使っている場合ブランド名がEVO。

QVO の価格はEVO の約3分の2。

安い事には当然理由があって、QVO の方が寿命が短い。
EVO の補償期間が5年に対し、QVO の方は3年。
QVO の場合、メモリに書き込む場合EVO に対してより多くの回数が必要となる。
どちらも一回でデーターを書き込む事が出来ない。
その為、QVO の方がEVO より書き込み時間が長く性能が低い上に寿命が短くなる。
NAND フラッシュメモリ素子の場合、書き込み毎にフローティング・ゲート周辺(Samsung は別の方式だったかも…)が少しずつ劣化して、最終的に正常に読み書きが出来なくなる。

では何故QVO を購入したのか…

寿命

QLC の方がTLC より寿命が短いのは事実だけど、OS 領域では無く個人的なデーター領域として使う場合は殆ど関係が無い。

OS領域ではログファイルや一時ファイル等、頻繁にデーター書き換えが行われ寿命を縮める動作をする。
ただ最近のSSD 製品では、特定の領域に書き換えが集中しないようにデーターの書き換えを分散する機巧がSSD側に組み込まれていて、こちらも(高負荷サーバーで使用しない限り)個人のPCに繋げる分には問題にならないみたい。

何にしろHDD に比べれば、よほど信頼できる。w

速度

素子レベルでQLC の方がTLC より書き込み速度が低いのは事実だけど、この製品の場合独自の高速化技術で42GB 以上のデーターを連続で書き込まない場合、QVO の書き込み速度はEVO と遜色無い。

価格

直近のウォン安で、この程度の価格低下は無理の無い範囲と判断。
ただ今後どの程度Samsung で半導体生産が潤沢に出来るか少々微妙な状況なので、ひょっとしたら十分に生産ラインを動かせず、将来的に価格が高騰の可能性もある。
という事を考え、このタイミングで一つ購入する事にした。

おまけのケース

おまけに付いてきた外部ケースなので、特にディするつもりはないのだけど…
おまけは、おまけだと思った。

ケース自体は薄っぺらく安っぽいプラスティック。
まあ、それなりに少し剛性感を感じられたけど。

もう一つ、ケース側のコネクタがUSB Macro-B、私的には微妙…

QVOおまけケース
QVOおまけケースのケーブル

YouTube の説明ビデオ(英語)

下記のビデオはこの製品に対して色々と良く説明されていて、私はこれを観て最終的に購入を決定。

https://youtu.be/WACyyFF_ci0

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