理想のPowerMac G4 Cube -> 完全静音化

投稿者: | 2019/12/07

PowerMac G4 Cube の魅力は、その端正なデザインに加えて、類い希なる静寂性もその一つ。

当時のCube でないPowerMac G4 が爆音で名をはせたのとは対照的。

ただ当時の 20GB、30GB クラス 3.5″HDD はかなり五月蠅かった。
128GBクラスになって回転音はかなり下がり、時々シーク音のカリカリと聞こえる程度にはなったが、それでも無音とは言えなかった。

時代は進んで21世紀も20年目に入ろうとする頃になって、SDD の低価格化も進み、128GB クラスなら数千円で購入できるようになった。

やっと完全無音 Power Mac G4 Cube の下地が出来た。

そういう背景を元に、より理想の PowerMac G4 Cube へ向け、内蔵HDD をSSD に換装。

G4 Cube の問題点

換装の前にPowerMac G4 Cube の問題点を。

とにかくPowerMac G4 Cube はストレージ系のI/F が貧弱で汎用拡張カード等もサポートされていない為追加ができず制約が大きい。
PowerMac G4 Cube の持つストレージ系I/F は3種類。

Ultra ATA/66 – 理論的最大転送速度 約66MB/秒
内蔵デバイス専用、最大120GBまで
FireWire 400 – 理論最大転送速度 約50MB/秒
       FireWire をサポートした製品は少ない
USB1.1 – 理論的最大転送速度 1.5MB/秒
    転送速度が一桁低い

とりあえずSSD化は、Ultra ATA/66 に接続されている3.5インチHDD を一般に入手可能なSDD に置き換えるという事。

SSD化のハードル

G4 Cube の内蔵HDDは、3.5インチIDE (Parallel ATA)。
3.5インチIDE インタフェースのSDD など見た事が無いので、他で代用するしかない。
G4 Cube のファームウェアの関係で、120GB 以上を認識させらない(裏技は有り)ので容量は128GB で十分。

以上から128GB 2.5インチSATA(Serial ATA、SATA) SSD を購入して、3.5インチIDE に変換する事にした。

換装SSD の準備

こういう用途にピッタリの製品が スゴイアダプタ2535

SSD は特に拘りもない(SSD 側で速くても、インタフェース Ultra ATA/66 が足を引っ張る)ので、二千円を切る最廉価クラスの128GB SSD を購入。

アダプタの方がSSD より高価のは、まあご愛敬という事で…

設置は簡単で、スゴイアダプタ2535にSSDを挿して、付属のネジを裏から締めるだけ。

最近は見なくなった3.5インチIDE コネクタと電源コネクタ

以上で外観的には3.5インチIDE HDD 相当ができあがったので、内蔵HDD と交換。

昔のIDEコネクタは大きくて扱いが面倒だったのを思い出した。
電源コネクタも固くて抜くのが大変だったし。
I/F がSATA に代わって、こういった扱いがかなり楽になったのを実感した。

ジャンパー等は何もいじらなかったが、特に問題は無かった。

SSD化の結果

PowerMac G4 Cube が電源オンからシャットダウンまで、全くの無音になった。
完全静音化は達成された。

今となってはPowerPC750(450MHz) はかなり非力な部類のCPU だが、SSD 化してOS 起動も高速化し、アプリの立ち上がり等もレスポンスが良くなった。

まだサーバーとして限定的に現役で使うのには申し分なく、今後もG4 Cube を使い続けて行こうと考えている。

外部ストレージ

Cube の問題点、ストレージI/F の制約と貧弱さ。
そこそこの速度のUltra ATA/66 は内部HDD/CD だけでしか使えないし、外部I/F のオプションはUSB とFireWire。
USB は規格がUSB 1.1 で速度(12 Mbit/s)的にストレージI/F としては速度が低すぎる。
FireWire はFireWire 400 なので400MbpsとUltra ATA/66 と同程度の転送速度が期待できるが、このインタフェースを採用した製品は中々見かけない。

と悩んでいたら、ある日アキバでFireWire I/F の外付け500GB 2.5インチHDD ドライブがジャンクで売られていた。
こちらのポートはFireWire 800 だったので、FireWire 400/800変換ケーブルが必要だったけど、アキバヨドバシで売っていたので、ケーブルも購入してG4 Cube に接続。
全く問題無く認識され、500GB の領域として使用できた。
またこちらにOSをインストールして立ち上げる事も出来た。
いざという時安心。

念のため電源アダプターも同時に購入したけど、FireWire のバスパワーで問題無く使用できたので結局電源アダプターは必要無かった…

内部には日立製2.5インチSATA HDDが搭載されていた。
これなら必要となったらSSD と簡単に交換できる?
結構良い買い物だった。
もう数台一緒に購入しておけば良かった…

2.5インチHDDでも稼働時はそれなりに音がするし、発熱もする。
もう少しSDD のビットコストが低下したらSSD と交換しよう。

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