Raspbian は通常過去の互換性からか、通常32bit モードで動作しているらしい。
CPU Cortex-A72 は64bit動作もサポートしているので、OS の方も64bit モードで動作させる事が可能らしい。
という事で、64bit 動作化を行った。
現状は、
$ uname -a
Linux myos-pi4 4.19.84-v7l+ #1278 SMP Mon Nov 18 14:37:06 GMT 2019 armv7l GNU/Linux
$ arch
armv7l
/boot/config.txt に’arm_64bit=1′ を追加して再起動するとコマンド結果が下記のように変化する。
$ uname -a
Linux myos-pi4 4.19.84-v8+ #1278 SMP PREEMPT Mon Nov 18 14:49:15 GMT 2019 aarch64 GNU/Linux
$ arch
aarch64
これで64bit 動作しているらしい。
実際に64bit コードでプログラムを作成して実行しない限り区別は全く付かない。
現在はメモリも4GB なので、単なる自己満足の意味しか無い。
後日談
暫くして、CPU クロックの最低周波数が600MHz から1GHz に変わっている事に気がついた。
どうも64bit 動作化をしたタイミングにて変わったらしい。
64bit 設定を元に戻して再起動したら、最低クロックは1GHz から下がったけど、何故か600MHz ではなく700MHz になっている。 へ?

中々一筋縄ではいかない。
理由はまたそのうち調べてみよう。